生活習慣病
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生活習慣病は、日々の生活習慣(食事・運動・喫煙・飲酒・ストレスなど)が原因となって発症・進行する病気の総称です。高血圧症・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症(痛風)などが代表的で、放置すると心筋梗塞や脳梗塞など重篤な合併症につながるおそれがあります。

糖尿病

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高い状態が続く病気です。インスリンというホルモンの作用が不足またはうまく働かなくなることで、体内の糖の利用が妨げられ、血糖値が高くなります。放置すると神経障害・腎症・網膜症などの合併症を引き起こすおそれがあります。

原因と症状

主な原因は、食べすぎ・運動不足・肥満・ストレスなどの生活習慣に加え、遺伝的要素も影響します。初期にはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると「のどの渇き」「頻尿」「体重減少」などが現れることがあります。

治療

治療の基本は、食事療法・運動療法・薬物療法の三本柱です。血糖値をコントロールし、合併症の予防を目指します。定期的な血液検査や自己血糖測定が必要になることもあり、患者さまごとに適した治療プランを立てます。

高血圧症

高血圧症とは、安静時の血圧が慢性的に正常値(上140/下90mmHg)を超えている状態を指します。心臓や血管に負担をかけるため、放置すると動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの重大な疾患を引き起こすリスクが高まります。

原因と症状

加齢・遺伝・塩分過多・肥満・ストレス・喫煙・飲酒などが主な要因です。自覚症状は少なく、「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」とも呼ばれます。まれに、頭痛・めまい・動悸などの症状が出ることがあります。

治療

食事の塩分制限や適度な運動、禁煙・節酒などの生活改善が治療の基本です。血圧をコントロールするために降圧薬を使用する場合もあります。治療を継続することで、脳や心臓の病気の発症を予防できます。

脂質異常症

脂質異常症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が過剰または不足している状態です。特にLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が高いと動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。

原因と症状

食事の脂肪・糖質過多、運動不足、遺伝、加齢、喫煙などが原因です。ほとんどが無症状のまま進行しますが、動脈硬化による胸の痛みや足のしびれが出る場合もあります。

治療

治療では、食事の見直し(脂質・糖質の制限)と有酸素運動が中心となります。必要に応じてコレステロールを下げる薬(スタチンなど)を使用します。定期的な血液検査で脂質値を確認し、長期的に管理していくことが重要です。

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